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”Kagiya Seven 7 -Rich Taste- 純米”ご案内

ブログ 2022.09.05

今年もこの季節がやってきました。“カギヤセブン7”のご案内です。

●酸と旨味の競演、お肉に合うリッチテイスト。

酸度は通常賀儀屋ラインナップより高めの2.4という数値。アミノ酸度も1.6 と味わい深く主張のある酸と旨味のバランスを意識して仕上げました。飲み口 は優しい酸を感じる軽やかなタイプ。少しずつ口の中で旨味が広がり心地いい余韻の中、また飲みたくなる後口を残しながら静かにフィニッシュ。冬の味覚”すき焼き”や”クリスマスチキン”、”ローストビーフ”、”ロールキャベツ”などといった幅広い食との相性を楽しめるお酒として、好評出荷中です。

-テイスティングコメント-

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●Kagiya Seven7 Rich Taste純米 R2BY
・米:しずく媛
・酵母:K-7
・alc%:16.5%
・日本酒度:0
・酸度:2.4
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– 味わい –

サッパリ軽快に楽しみたい方にオススメです!熟成時間は1年を超え、セブンならではの酸と旨味の好バランスによって例年よりライトな仕上がりに。これまで酸の存在感を考え酒質設計してきましたが、R2BY は旨味とのバランスを特に意識して醸した結果、酸度 2.4 と高数値を示しているほど強いアタックはなく、フワッと心地よく軽く楽しめるお酒になっています。これからの熟成にも期待がもてる1本です!(2021 年春上槽酒)

– オススメお料理 –

”もつ鍋”、”もつ煮込み”、”ホルモン焼”など、濃厚な脂をセブン独特の酸で調和して頂きたいです。”白身魚と野菜のホイル包み焼”などもパッと頭に浮かんできます。クリスマス定番の”ローストビーフ”を筆頭に、温かい”コンソメ系スープ”も美味しそうです。

●Kシリーズ誕生からこれまでの歩み

カギヤナイン 9、カギヤセブン7のKシリーズは2012年に生まれました。伊予賀儀屋は基本的に 2 つの酵母(愛媛酵母と自家製酵母)しか使わずに、これまで様々な味のバリエーションを創ってきましたが、多様化する食文化を背景に新たな商品を考えていました。新たな原料米や酵母などを模索する中で辿り着いたのが、意外と身近にあった成龍酒造の地元銘柄で長年使い続けてきた「9 号酵母」「7 号酵母」でした。古きを訪ね、新しきを知るという「温故知新」をテ ーマに、弊社が昔から地元流通銘柄などで多用している「低精白の県産米(精米歩合 70%)」と「協会酵母」を使ってできる お酒達。そうした昔ながらの原料から生み出される「新しい賀儀屋の世界」は、日々変化していく時代や、多様化していく 食文化を考え、「DRY(辛口)」と「RICH(芳醇)」をキーワードに、その味を毎年磨き上げていくチャレンジシ リーズとして生まれました。

●いつもの賀儀屋とはあえて異なる味わいを表現

通常の伊予賀儀屋は「ほっこり優しい」という言葉がピッタリの、食中酒タイプが多く存在しています。味のバランスを考え、飲み飽きしない酒質を大切にしています。しかしこのKシリーズでは「カギヤナイン9」が”ドライと旨味の共存”を、「カギヤセブン7」は”酸と旨味の融合”といった具合に、それぞれ通常とは大きく異なる醸造テーマを掲げ、醸しています。いわば”チャレンジ”タンクです。従来の伊予賀儀屋にはなかった新しい世界、でもどこか懐かしくほっこりする温故知新の世界を毎年追求しています。そしてそんなお酒に合わせて頂くお料理も「日本酒だから和食」という考え方ではなく、中華や洋食など幅広いジャンルとのセッションをお楽しみ頂けますと幸いです。

●Kシリーズ詳細
https://www.seiryosyuzo.com/brands/kagiya7_9

●伊予賀儀屋特約店様ご紹介
https://www.seiryosyuzo.com/shop

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