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秋冬オススメ”人気酒”。

お知らせ 2023.11.04

いつも成龍酒造をご愛顧頂きましてありがとうございます。

日本にある四季の中で、私達が最も愛してやまない季節が”秋冬”です。もちろん春や夏も素晴らしい季節なのですが、成龍酒造のお酒たちが1年の内で、最も本領発揮するのがこの”秋冬”なのです。

春先搾った時は赤ちゃんのような初々しさのあったお酒たちが、夏を超えて今時期になると、すっかり大人びた落ち着いた雰囲気を手に入れます。角が取れ丸みを帯びた口当たり、旨味と酸のバランスなど、飲み飽きしない酒質が存分に楽しめる秋冬。

新たな息吹が生まれる”春の躍動感”、照りつける太陽と潮風心地いい”夏の爽快感”、それらに合わせた日本酒も季節ごとにリリースしていますが、どこか静かで落ち着いた秋冬の大人びた雰囲気には、ひと夏寝かせたお酒達がピッタリです。

【白と黒の世界】
・純米 ”MASHIRO”
・純米吟醸 ”漆黒”

何にでも染まる白と、何にも染まらない黒。相反する2つのように見え、全く汚れのない白の世界と、他を全く寄せ付けない黒の世界は、「完全」という意味では共通点を持つ不思議なセット。純米MASHIROは軽快で旨みの強い味わいタイプ。純米吟醸漆黒はシャープで辛口系の綺麗なタイプ。味わいは正反対の2つですが、その両方を極めた完全体という意味ではぜひ同時に味わって頂きたい2つの世界観。ひと夏越して、昨年のR3BYから今年春搾ったR4BYに最近切り替わりました。ぜひお楽しみ下さい。

【最強万能酒】
・純米 ”赤ラベル”

2002年にブランド立ち上げした伊予賀儀屋において、ベストセラー品の”純米赤ラベル”。今ではたくさんの種類の伊予賀儀屋ラインナップの中で、数少ない立ち上げ時から存在している”純米赤ラベル”。その醸造コンセプトも2002年から全く変わらず「酒は料理の脇役であれ」というテーマを、自ら体現し続けてきたお酒です。アルコール度数14%と軽快に、地元米”松山三井”の旨さを兼ね揃えた、万能食中酒です。冷酒でスッキリ、常温でゆっくり、燗酒でほっこりと、どの温度帯においても様々な表情を見せてくれる1本。お食事も和食のみならず、洋食や中華など全国各地、そして世界各国で今もなお楽しまれている、いわば伊予賀儀屋の代表作です。大きな特徴や個性はなくとも、ずっと飲み続けられる酒としての安定感は流石の1本です。

●太い幹の定番品、どんどん繁っていく枝葉は限定品。

上記ご紹介のお酒達は、いわゆる限定品ではなく、1年間ずっと楽しめ安定的に出荷可能な”定番品”です。近年稀少な限定品がクローズアップされやすい時代ですが、やはりこうした安定感ある定番品こそ、そのブランドを語る上で大切な存在だな、と実感しています。

木に例えるなら、太い幹の部分が「定番品」。そこから伸びる枝や葉が「限定品」。大地に根を張りしっかり栄養を蓄え太くなっていく幹「定番品」から、どんどん繁っていく枝葉の「限定品」。木が大きくなっていく上でどちらも大切な存在ですね。

日本酒がさらに美味しく感じる秋冬に、ぜひ伊予賀儀屋定番品を味わってみてくださいね。お買い求めの際は最寄り特約酒販店様、または酒蔵SHOPへどうぞ!

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