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のれんわけ

ブログ 2021.07.21

今、面白いプロジェクトが進行中です。
その名ものれんわけ/NOREN-WAKE。

日本古来より「暖簾を守る」などといった言い回しがあるように、商家にとって暖簾とは”信用”や目に見えない”価値”を表す大切なモノとして代々守り続けてきました。長年ともに働き、信頼のおける人に暖簾を分け、ともに切磋琢磨して伝統を受け継いでいく【暖簾わけ】という制度。

成龍酒造のシンボルとも言える「暖簾」は1世代、約十数年で新しいものに交換しています。上の写真は1世代前の役目を終えた暖簾です。各世代の暖簾、これまで惜しまれながらも役目を終えると廃棄していましたが、何か有効活用できないものか、と色々考えている中で生まれたこの「のれんわけシリーズ」。

プロジェクトに深く携わってくれるのはイタリア帰りの鞄職人UNIRSIさん。

役目を終えた暖簾にこの度新たな息吹を送り込む事によってリメイクし「のれんわけ/NOREN-WAKE」という名の下、再利用する事としました。多くの日本酒ファンの方がこの暖簾をくぐり、酒蔵を訪れてくれ、たくさんの思い出を築いてきました。また強い日差しや風から酒蔵を守り続けてくれた守り神のような暖簾。そんな暖簾を再び綺麗にし、イタリア帰りの鞄職人さんの手によってリメイク。限られた布からとれる面積はわずか。

当プロジェクト第一弾は「サコッシュバッグ」として、超限定での登場です。

今後様々な形にてUNIRSIさんによって生まれ変わる暖簾をお楽しみに。文字通り「暖簾わけ」をする事で、皆様のもとにもたくさんの幸せが訪れることを願っています。ちなみに発売は少し先です。限られた暖簾生地から色々な物を生み出していく予定です。とはいえ、限られた暖簾生地面積の関係で出来上がる産物は本当のごくわずか、超限定品となります。発売時期、その詳細はまた後日改めて。

日本酒やバッグ、ものづくりのフィールドは違えど、何かを生み出していくという作業や想いは共通点も多々あり興味深く、面白い世界。これからもワクワクを大切に、さらによきものを生み出して参ります♪お楽しみに。

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