イベント情報
お知らせ

”日本酒の日記念酒”のご案内

お知らせ 2024.09.12

今年も10月1日「日本酒の日」から始まる本格的な秋を記念して特別酒が発売開始となりました!

無濾過 純米吟醸 -日本酒の日記念酒-

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
・お米:松山三井(精米歩合50%)
・酵母:自家製酵母
・アルコール度数:17.5%
・発売日:9月18日ごろ発売予定
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

10 月 1 日は年に 1 度の「日本酒の日」。その昔、 私達酒造家にとってこの日は酒造年度が切り替わる日として特に重きを置いた日でした。そんな特別な日に特別なお酒を通じて、広く皆様に日本酒の魅力を知って頂きたい、と願い生まれたこの記念酒。春先搾られた純米吟醸を原酒のまま別囲いし、ひと夏じっくり低温熟成させました。 純米吟醸ですが精米歩合 50%(麹・掛米)の大吟醸造りのお酒。ホッと一息、落ち着く旨味と心地イイ香りに包まれたこのお酒を通じて、これから深まる秋の旬食材とともにゆっくり流れる時間をお楽しみ頂ければ幸いです。

●10月1日は日本酒の日です

10 月 1 日は 1978 年に日本酒造組合中央会によって正式に「日本酒の日」として制定されました。そこに関係しているのが”干支”です。干支は日本では 12 種の動物に例えられ、その 10 番目にあたる「酉」は、日本では「トリ」と読まれますが、元来「壷(つぼ)」の形を表す象形文字で、実は”酒”を意味しているのです。これは意外と知られていない豆知識。日本の國酒である日本酒を後世に伝えるという思いを新たにするとともに、一層の愛情と理解を深めてもらいたいという願いを込めて、10 月 1 日が晴れて「日本酒の日」となったのです。またこれから深まる秋、新米から新酒を醸し始める時期、古来から私達酒造家にとっても大切にしてきた「日本酒元旦」の日が実は10月1日。色々な歴史や想いが重なってできたのが「日本酒の日」なのです。

●熟成(成長)による魅力と味力をどうぞ

成龍酒造の歴史を語る上でなくてはならないお米「松山三井」。飯米として地元で昔から大切にされてきたこのお米は、酒造用としてもその力を大いに発揮してくれています。そんな松山三井に感謝の念を抱きながら、半分まで磨かれた精米歩合 50%のお米を全量手洗いし、そしてストップウォッチで吸水時間を計る「限定吸水」などを行い、大事に大事に醸してきました。 手間と時間をかけて大切に醸されてきたこのお酒は、通常ブレンドをして「純米吟醸 黒ラベル」として世に送り出されます。 そんな定番酒のベースとなるお酒を春先に別囲いし、「日本酒の日記念酒」とするべく、低温冷蔵庫内でゆっくり瓶貯蔵して熟成を促して参りました。味覚の秋は日本酒の秋です。搾りたてのお酒には無い魅力味力をお楽しみ下さい。

●この日の為に生まれ、本格的な日本酒の季節に向け準備された貴重な1本

このお酒は、日本酒の日を皮切りに始まる、本格的な日本酒の季節に合わせて準備してきた1本です。奥深さだけでなく旨味と酸味のバランスも抜群。蔵内においても、希少なお酒の1つに数えられます。愛媛産松山三井を磨いた50%精米のお酒は、一般的には純米大吟醸と呼んでもいい最高ランクのお酒ですが、あえて純米吟醸とすることで、多くの人が手に取りやすく、親しみをもってお楽しみ頂ける事を最優先に考えました。この機会にぜひ日本酒の日記念酒でここからはじまる日本酒イヤーをお楽しみ下さい。

●織田和明(杜氏)よりメッセージ

春先搾った時から、すごくバランスのいいお酒でしたが、ひと夏越して適熟され、旨味と酸のバランスがちょうどいいお酒に仕上がりました。賀儀屋らしい落ち着いた秋の味の中で、最初に香るパイナップルのような甘い香り、そのあと口に広がる旨味や酸味といった豊かな味わいの中でほのかに感じる青リンゴやマスカットのような果実味。お酒単体で飲まれてもよし、脂ののった秋刀魚や、しっかり焼いたステーキなど、お肉やお魚を選ばずゆっくり楽しめる1本です。ぜひ皆様の食卓で長く楽しく味わって頂ければ幸いです。

伊予賀儀屋の”日本酒の日記念酒”発売箇所はご予約下さった“特約酒販店様”および酒蔵SHOPとなります。

●特約酒販店様ご紹介
https://www.seiryosyuzo.com/shop

「日本酒で日本を元気にしたい」

そんな小蔵の願いを皆様にお届けしてまいります!

一覧へ戻る