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伝統的七夕。

ブログ 2021.08.06

酒蔵では七夕の笹飾りが、今年も堂々登場しました。

えっ!?七夕って7月7日じゃないの?と思われるかもしれませんが、蔵では昔も今も8月に七夕を行っています。これを太陰太陽暦にもとづく七夕を「伝統的七夕」と呼んでいます

もともと七夕の行事は、旧暦など太陰太陽暦の7月7日に行われていました。太陰太陽暦は、明治6年に現在の暦が採用されるよりも前の暦で、現在は使われていませんので正直馴染みがありませんが、弊社は何かと旧の暦で動く事が多い古い酒蔵なので、七夕も何の違和感もなく8月に毎年行っています。

ちなみに伝統的七夕の日は、太陰太陽暦による7月7日に近い日として、二十四節気の処暑(今年は8/23)を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目が「伝統的七夕」の日と定義されています。この考えでいくと今年の伝統的七夕は8/14。

何はともあれ七夕間近という事で家では短冊に家族みんなでお願い事だらけ。

夏休みの宿題が早く終わりますように、と他力本願な子供の願いもあれば、切実にコロナ終息を願う短冊もあったりで、毎年書くのも見るのも楽しいのです。その時その時で家族皆が何を願っているのか、今がどういう時代なのかが、この七夕の短冊を見れば一目瞭然。

みなさんは、夜空にどんな願い事をしますか?

大きな幸せ・小さな幸せ、毎日いろいろありますが、「1日が楽しく幸せと感ぜられますように」、この母の言葉に尽きると思います。どうか皆さま1日1日を大切に生きてください。お盆過ぎれば暑さも和らぎ、もうすぐ秋です。秋のお酒の出荷準備も着々と進行中です。念ずれば花開き、願いは必ず天に届く。今日も明日もポジティブに♪

発売したばかりのMASHIRO、好評です。いつもと違うテイストの伊予賀儀屋ですので、ぜひお試しくださいね。明日からの3連休は酒蔵SHOPいつも通りOPEN予定です。ただ8日日曜日だけちょっと早めに店じまい予定。ご来蔵の際はお早めにどうぞ♪台風も近づいているそうです。進路予想エリアの皆さま、どうかお気をつけてください!

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