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日々出荷、日々感謝。

ブログ 2021.05.19

長引くコロナ禍の中、度重なる外出自粛要請、また飲食店さんの時短・休業の要請、エリアによっては飲食店さんの酒類提供禁止といった影響で、酒類業界はこれまで予想もしなかった苦難の時間を過ごしています。

これまでともに飲み手の皆さんに「日本酒の魅力をお届けしよう」と酒販店さん飲食店さんと一蓮托生で積み上げてきた大切な財産のようなモノが、少しずつ失われていく怖さすら感じています。今はひたすら前を向いて、今できる事を出来る範囲でコツコツやり続けるしかありません。

さてそんな厳しい時間にも関わらず、酒販店さんから日々ご注文を頂いています。本当にありがたい限りです。その都度私たちは心を込めてお酒の出荷を続けています。1枚1枚昔から変わらない手貼りスタイルで、時間をかけて丁寧に。

”ピンチはチャンス”の言葉通り、この1年でこれまで想像もしなかったアイデアや知恵・工夫、たくさん湧いてきました。全て形にするにはまだ時間がかかりそうですが、それでも1個ずつ着実にイメージがカタチに変わってきました。このホームページリニューアルをはじめ、新商品・新ブランド・酒粕漬リニューアルなど、数え上げればキリがないほど、この短い時間で新たに生み出してきました。思いの外「変化を楽しむ」事でモチベーションもあがり毎日毎日充実した日を過ごす事が出来ています。

何事も楽しまなければいいモノは生まれません。

雑談の中から新しい発想も出てきますし、お酒の宴席でまとまる話もあります。これまでの長い歴史の中でお酒が人類に与えてきた影響というものは計り知れないほど多いと私は思っています。だからお酒を以前みたいに、皆さんが”気兼ねなく、楽しく、自由に”、飲める日がまた来る事を強く願っています。

お酒は決して悪ではありません。
マナーとルールに従って楽しむ事で次の世代にもいい酒文化が残せると信じています。

車を運転する際に事故をしないように注意してマナーとルールを守って運転するように、お酒も全く同じだと思います。最近の報道でよく見られる「お酒=ダメ」という風潮には、心を込めて酒造りしている造り手として少々辛いものがあります。

お酒を作る上で必要不可欠なお米を作ってくれる農家さん、故郷が育んだ大地の自然、お酒を入れる瓶やキャップを作ってくれる業者さん、ラベルを手がけてくれる業者さん、出来たお酒を消費者の皆様にお届けしてくれる酒販店さんや飲食店さん、そしてご愛飲頂くお客様・・・、本当に色々な方の力とこれまでの歴史、技術革新があって今の日本酒が存在しています。

そんなことを毎日考えながら、日々出荷しながら日々感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様、ありがとうございます。

さてコロナ禍以前から皆様から多くご要望をもらっていました伊予賀儀屋のミニサイズ(300ml)がいよいよ今日から販売開始となりました。

ご注文いただいた特約酒販店様へ順次送っております。
https://www.seiryosyuzo.com/shop

普段は伊予賀儀屋販売を行わない公式オンラインストアでも、
このミニサイズおためしセットだけ、特別にご販売開始です。
https://seiryosyuzo.base.shop/items/42211566

早速、酒蔵SHOPでも皆様が多く手にとって下さっています。変わらずにいること、変わらなければいけないこと、不易流行、様々なバランスをとりながら成龍酒造は明日からも変化を楽しんでいきたいと思います。

日々出荷、日々感謝!!



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