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「1枚の紙を2つ折りにした時から、私の世界が始まります。」

下絵を描かずに頭の中でイメージし、
体の一部となったはさみだけによって切り出されていきます。

黒一色ではじめたはさみ切りでしたが、
色和紙との出会いがまた1つ前進となり、立体感が生まれます。
和紙は種類が多く心が楽しくなってきます。
そして1枚の紙のまま、絵の様に切れるようになってきて
自分自身のはさみ切りの世界が膨れ上がってきました。
しかし、思いもしない眼の病気、不安の壁が立ちふさがりやめてしまおうかと思いましたが、
多くの人たちとの出会いから心に勇気を頂き、支えを受けていくにつれて、
はさみは自分の手に戻る事ができました。

左右対称の美しさ、寺、神社、昆虫などを切っていくのは楽しいものです。
これは私だけの「はさみ切り絵の世界」でもあります。
私の作った作品を見て、心が癒される人が居れば嬉しく思います。
これからは自分自身「出会い」を大切にし、
できる限り「はさみ」を走らせていきたいと思います。


塩崎剛(西条市)



夢と心で醸したお酒を最後に彩るラベル。
いわばお酒の顔ともいえる、大事なラベル。

そのラベルに同郷西条の切り絵作家「塩崎剛」氏の作品、
「心の切り絵」を使用させて頂きました。

お酒は決して酔うためだけのものではありません。
最終的に飲み手の方々の「心」を豊かにさせる事が出来るもの、それが日本酒です。
その為には、まず我々が心を最大限こめてモノづくりをしなければ届くものも届かなくなります。
心を込めて醸したお酒を最後着飾るのは、
同じく心を込めて作った芸術作品でもある切り絵・・・、それが新シリーズ御代栄「心」。

現在全国に様々な文化が点在している中で、
不思議と自身故郷の「景色」や「方言」、「食事」、「空気」を感じた瞬間、ふっと一息つけます。
遠く離れた場所に住んでいても、家族の声を聞けば我を取り戻す事さえあります。
それは「心」へ響く何かが、そこにはあるからではないかと、弊社は考えます。
懐かしさや体に染み込んだ記憶、そして相手の思いやりなどといった心・・・、様々です。

そんな心を大事にする「心の紙きり塩崎剛」さんと弊社が知り合ってはや数年。
数年前、弊社蔵開きにお越し頂いた塩崎氏の作る切り絵を一目見て、
「モノづくりに境界線は無い」と同じ作り手として彼のファンになりました。

思いがけない目の病気という自らのハンデを背負いながらも
生き生きと常に前を見て、次なる作品に挑戦し続ける塩崎さんの姿は
見るものに勇気や感動、刺激さえ与えてくれます。

塩崎さんの切り絵も、弊社が醸すお酒も、
モノである前に1つの「心」や「作品」として自信を持ってこの世に生まれました。
その2つが1つになった時、今まで以上に皆様に「心」がお届けできると思っています。

お酒は限られた感覚だけで飲むものでなく、
ぜひ五感すべてを使って楽しんで頂ければと思います。
この御代栄「心」シリーズは今後新たな成龍酒造の1ブランドとして
弊社のみならず、たくさんの方の「心」の中で
一緒に成長していけるよう、地道に築き上げていく決意です。
「目で見て、味を楽しみ、心を育む酒」として、
今後とも皆様が御代に栄える事をスタッフ一同、切に願っています。
※塩崎剛氏関連蔵ブログはこちらをご参照下さい。


成龍酒造株式会社 常務取締役 首藤英友





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